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トレーニングについて

猫背

猫背は、胸の筋肉と背中の筋肉のバランスが崩れるとおきてきます。
長時間のデスクワークやパソコンの操作、運動不足や老化による筋力低下で、ついつい前かがみになってしまう日常の動作が猫背の原因と考えられます。筋肉は使わないと弱くなっていきますが、胸の筋肉は弱くなっていくと、硬くなる性質を持っています。硬くなると肩甲骨が外側に開き、肩の関節が前方に移動してしまい、猫背状態となってしまいます。猫背になると姿勢が崩れるだけではなく、肩こりの原因ともなるのです。血流量が減少して血行が悪くなれば筋肉は硬くなり、疲労物質や老廃物が溜まって首や肩などにコリや痛みを引き起こすのです。

また、猫背の人は、体の重心が前方に移動し、腰の部分により大きな圧力がかかり腰への負担をかけてしまっています。少し前かがみになるだけで椎間板にかかる力は、倍にも増しています。それだけではなく、腰にかかる負担を減らしてくれる腹筋や背筋のバランスが悪くなり腰痛を引き起こしてしまいます。

まずはストレッチやトレーニングなどで肩甲骨の動き、大腰筋や小胸筋などの機能を良くして猫背を予防しましょう。
チェックしたら解消しましょう。

具体的には

  1. 手のひらを上に向けたら、両腕を横に大きく広げ30秒、胸のストレッチ。
  2. 手のひらを正面に向け、身体の横から頭の上まで20回、軽く足踏みしながら動かします。
  3. 手のひらを正面に向けたまま、頭の上で止めて30秒、体側と胸のストレッチ。
  4. 最後に両手を降ろし、両肩を前から後に20回、大きく回します。

もう一つ。

  1. 肩の高さを左右同じにして頭を下がっていた方に傾けます
  2. 余裕があれば手を頭に添えて、重みを加えます
  3. 首から肩が気持ち良く伸びてるところでキープ(身体全体が倒れて行かないように注意)

こうすると、肩周りもスッキリし、血流も良くなります。ただ、これは、その場での対処には有効ですが、根本的な解決にはなりません。 猫背を改善していくには、身体の前と後の筋肉のバランスを整え、維持していくことが必要です。 美しく、身体に負担のない姿勢を一緒に目指しましょう!

最後に鏡の前で猫背チェック!

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