食事の質って?
それを新しい細胞によって修復する際に、筋肉は更に大きく…。
これが筋トレの原理。
つまり、せっかくトレーニングをしても、細胞に栄養を与えなければ、筋肉は破壊されたままということ。筋肉痛は細胞が破壊されたから起こるのです。
ということは、必要な栄養をきちんと取っていれば修復する細胞がしっかり補われ、筋肉も効率よく付いてくれるということ。では、何を食べればいいのでしょうか?
…タンパク質?ささみ?卵?
実は、これをたくさん食べろというのは無いのです。そもそも栄養素とは、三大栄養素(炭水化物、タンパク質、脂質)と副栄養素(ビタミン、ミネラル、食物繊維)によって成り立っています。
大きなくくりで言うと、身体のエネルギーとなるのが三大栄養素。それを体内で燃焼させる着火剤の役割となるのが副栄養素。
つまり、三大栄養素ばかりを摂っても体内でカロリーが上手にエネルギーに変換されずに溜め込まれてしまうし、逆にカロリーの持たない副栄養素ばかりを摂っても、燃焼するものがない為に身体の脂肪を燃やすエネルギーすら生まれず、身体はどんどん活力のない省エネモードに。要は、全ての栄養素がそれぞれの役割を担っているのです。
ささみばかり食べているジム通いのみなさん!
それ、間違いです。まんべんなく色々な食材を摂ることが、結局は身体の健康、筋肉の保持、スムーズな代謝、ダイエットに繋がるのです。
何か一つの効能を過信して偏った食事をするのは見直しませんか!
食品に関して、野菜ジュースは野菜には入りません。なぜなら食物繊維や栄養素はほとんど流れ出て、糖分しか残っていないただのジュースだから…。
カット野菜も同じ事。栄養素はほとんど失われ、食物繊維だけが残った薬漬けのもの、といった認識が正しいかと思います。
サプリや栄養ドリンクは記載されている栄養は確かに含有されていますが、残念ながらほとんど吸収されていません。カロリー0商品も、人工甘味料による味覚に関するリスクがあるのでやめましょう。