Column

食事について

食べ方も大切

空腹を感じるとついつい食べ過ぎてしまうように、私たちの日常の食事の量は食欲によって大きく左右されています。

この食欲に大きく関わっているのが血糖値。高ければ満腹を、低ければ空腹を感じます。空腹によって食べ物を一気に取り込むと血糖値が急上昇し、それを処理しようと一度に大量のインシュリンが分泌され、不必要だったブドウ糖がそのはたらきによって脂肪細胞へ取り込まれてしまうのです。これが肥満へのルーツ…。

こういった一気に食べたい衝動を防ぐためには、血糖値をある程度一定に保つということが非常に重要なポイントとなるのです。
それにはまず、一日3食は必ずしっかり食べましょう。

それ以外にも、たまの間食も極度な空腹を抑えるためには必要。食事回数が少なく間隔が空くと、脳から出る過度な食欲によって食事の度に強い空腹を感じ、自然と食べる量も多くなってしまいます。更に、そういった極度な空腹が続くと体が飢餓状態だと勘違いし、次に摂取したものを脂肪として過剰に体に溜め込もうとする倹約遺伝子が増えてしまい、少しの量でも太ってしまうようになるのです。

食べる間隔もそうですが、血糖値の急上昇急降下を抑えるためにもう一つ大切なのが、血糖値を緩やかに上げてくれる低GI食品、野菜、キノコ類、海藻から摂るなどして、あくまで緩やかな上昇を心がけること。

そういう食品から食事を始めると、消化された後、下がるのも緩やか。
このような事を踏まえて、とにかく急上昇急降下を避けましょう!

胃腸がしっかり健康的に働くのはやはり腹八分目。
腹八分目の感覚とは、もう少し食べたい、少し物足りない、というくらい。よく噛んで食べると、満腹中枢が刺激されて食べ過ぎを防止し、腹八分目も成功しやすくなりますよ。ゆっくり時間をかけて食べるようにしましょう。

食べ過ぎ防止もそうですが、「胃腸が元気に仕事をこなす」という事が毎日健康に過ごすための必須項目で、活発な胃腸こそがエネルギーをたくさん消費する健康な体を造るのです。そういった意味でもお腹いっぱいご飯を食べることは体にとってマイナスなのです。 同じものを食べても、このようなことを意識するだけで結果が全く変わってきますよ。

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