こむら返り
こむら返りとは筋肉が急激に収縮し、足がつった状態になることです。ふくらはぎ、土踏まず、指など色々なところに起きますが、ふくらはぎに最も多く起こります。
【こむら返りが起こりやすい時】
- 寝ている時
- 運動中
- 妊娠中
- 体が冷えたとき
- 疲れているとき
危険なこむら返りを自宅で簡単に見分ける方法。
仰向けに寝て足を上げ足首を曲げたり伸ばしたりします。 動かした後、片足の色が白くなってしまった場合、閉塞性動脈硬化症の可能性があります。
■閉塞性動脈硬化症
動脈の閉鎖により、足の動脈が狭くなったりふさがったりなどして足がいつも冷たかったり、しびれたり、歩くとふくらはぎが痛くなったりする症状が出てきます。
こむら返りが寝ている時に起こった場合
寝た姿勢のまま足の裏で壁や床を強く押してみると、筋肉は引き伸ばされた状態から解放されるため、こむら返りは消失します。
【こむら返りの予防】
- 足の冷えを防ぐ為に、寝る前にお風呂で温める。(半身浴など)
- 締め付けないサポーター(レッグウォーマーをつける)
- 衣服で下半身を温め、全身の血流を良くして、体温を上げるようにしましょう。
- 足の疲れ解消で、足裏ふくらはぎのマッサージをして血行をよくする。
- 下半身のストレッチをする。
- 生活リズムの改善。(疲れ過ぎに気をつけましょう)
- バランスのよい食生活。(ミネラルをしっかり摂る)
- 軽い運動を心がける。(ウォーキング、スクワット、かかと上下運動など)
女性は男性に比べて、お腹や足腰の筋肉量が少なく、特に下半身が冷えがちです。出来る運動からスタートし、筋肉を活性化していきましょう。