速く走るための考え方
皆さんこんにちは☀️永井です^_^
今日は速く走るための考え方についてお話ししていきます。
ただ、この話は小学生の走りを速くするというより、中高生以上の部活やスポーツをされている方に向けた話になっております。
まず、速く走るための『動き』は腿がしっかり前に出ているか、腕はしっかり振れているか。腰は高い状態か、前傾姿勢は取れているか。
などなど技術的なところを言い出せば多いです。
ですが、大事なのは動きの前にまずちゃんと『立てているか』です。
立位がちゃんとできていないと走る時に地面からのエネルギーを体に伝えることができないのでランニング効率が悪くなってしまいます。
これは短距離でも長距離でも同じです。
立っているときに腕は体幹にぶら下がっている状態か。肩が巻いていたり、後ろにいきすぎていないか。頭は前に出ていないかどうか。とか。
まずはこの位置取りが大事です。
それができれば、今度は力を抜く練習です。
力を抜くと言っても脱力とはまた違います。リラックスということです。
何が違うかというと、脱力は完全に力を発揮しない状態。リラックスは必要最低限の力は残しとくということ。つまり、力を発揮するためにその直前は準備として力を抜いておくということ。
例えばパンチを打つ場合、思いっきりグウ〜っと拳や腕に力を入れた状態でパンチするのと、構えるだけ構えてシュッと腕を前に出し、当たる瞬間にグッと握ってパンチするのとでは後者の方がパワーは大きいですよね。
ランニングもそれと同じです。
走る時に力を入れるのは一瞬であとは動きの流れに身を任せれば自然と進みます。
最後に、リラックスする練習法をお伝えします。
雑誌(少年ジャンプぐらいの分厚さ)を二冊用意してください。
それを肩幅感覚において1冊に片方の足の踵が乗るように置きます。
つまり、少しヒールを履いているような状態になります。
その状態で力を抜いてしゃがんで下でバウンドするように弾んで立位に戻ってください。
立ってしゃがむをボールのようにぽんぽんと反動を利用して繰り返すということです。
これが自然とできるようになれば、走る時も地面からの力をうまく利用できるので力をあまり入れてない感覚でも速く走ることはできます。
ぜひ試してみてください(^^)