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健康

朝食抜き!メリット・デメリット

みなさん、朝食は毎日食べていますか?
今回は朝食抜きのメリット、デメリットについてです。

朝食抜きのメリット

摂取カロリーを減らせる

単純に1日の摂取カロリーを減らせることができます。

内臓を休ませることができる

前日の夕食から翌日の昼食までは胃や腸に負担のかかる食べ物、飲み物が入ってこないため、内臓もゆっくりと休むことができ、正常な機能を維持しやすくなる。

サーチュイン遺伝子の活性化

サーチュイン遺伝子とは「長寿遺伝子」「若返り遺伝子」とも呼ばれています。
サーチュイン遺伝子を活性化させるには「カロリー制限」が有効であることが、マウスの実験からわかっています。
つまり朝食を抜き、1日の摂取カロリーを減らすことで、サーチュイン遺伝子が活性化する可能性が高いということです。

朝食抜きのデメリット

集中力や記憶力の低下

朝食を抜くことで、脳のエネルギー源となるブドウ糖が不足するため、集中力や記憶力の低下につながります。
朝食を抜くことで脳にエネルギーが供給されないため、イライラや勉強、仕事がはかどらないといった弊害を招きやすくなります。

血糖値の急変動で肥満になりやすい身体に

朝食抜きの生活を行うと血糖値が下がり始めるため、体内では血糖値を上げる働きをするインスリン拮抗ホルモンの分泌量が増えます。
朝食を抜いた場合、昼食を食べる頃にはインスリン拮抗ホルモンによって血糖値が上昇しやすくなっています。
このタイミングで昼食を食べてしまうと、血糖値が通常よりも高くなります。
昼食によって急上昇した血糖値を下げるために、インスリンが大量に分泌され、血糖値を下げようとします。
今度は大量のインスリンによって血糖値が急激に下がり、その結果としてまた大量のインスリン拮抗ホルモンが分泌されるという悪循環に陥ります。
このような血糖値の急上昇、急降下は体への負担も非常に大きく、何より肥満になりやすい身体になります。

自律神経が乱れ

朝食を抜くことで、体内時計が正常に働かなくなり、その結果として自律神経の乱れも引き起こすことになります。
自律神経が乱れる原因は夜ふかしや暴飲暴食といった不規則な生活、ストレスなどさまざまなものがありますが、そのうちのひとつに朝食抜きが挙げられます。

筋肉量の減少

朝食抜きによって脳にブドウ糖を送ることができないようになると、まず肝臓で蓄えられたグリコーゲンが使われるようになります。
そしてこのグリコーゲンが枯渇(欠乏)すると、次に筋肉のエネルギーが使われていきます。
つまり朝食抜きは一歩間違うと筋肉量の減少につながります。
筋肉量の減少は、基礎代謝の低下、運動能力の低下を引き起こします。

病気のリスク上昇

国立がん研究センターと大阪大が行った研究では、朝食を抜く人ほど脳卒中を発症するリスクが高まることがわかっています。
朝食抜きは脳卒中の発症リスクを高めるだけではなく、肥満や糖尿病のリスクを上昇させるという専門家もいます。

まとめ

朝食抜きはメリットもありますが、デメリットによる弊害のほうが大きいため、できるだけ朝食を摂取するようにしましょう。
「作る時間がない」「朝はどうしても食べられない」という方もコップ1杯の水分補給やブドウ糖などを手軽に摂取できる食べ物を活用しましょう。

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