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噛む大切さ

噛む大切さ

今回は、食べ物をしっかり噛むことの大切さについてご紹介いたします。

先日放送されたテレビ番組で、「80歳以上で20本以上の自分の歯を持つ高齢者は、認知症のリスクが低い」という内容が紹介されていました。実は、噛むこと自体も認知症のリスクを低下させると言われています。

なぜ噛むことが認知症のリスク低減につながるのでしょうか?

私が考える一つの理由は、脳の血流に関係があるからです。

食べ物を噛むことで、顔や顎の筋肉を使います。これにより脳の血管が刺激され、血流が改善されるため、栄養が脳にしっかり届くようになります。特に、脳にとって重要なエネルギー源である糖質(ブドウ糖)は、血流が悪くなると脳に届かなくなり、結果として脳の活性が低下し、認知機能にも悪影響が及びます。

さらに、現代では「早食い」が増えており、あまり噛まずに飲み込んでしまう方が増加しているのが現状です。
医療の観点からは、口に食べ物を入れたら「20回から30回噛むことが推奨されている」と言われています。

実際に私も試してみましたが、30回噛むのは少し大変で、時間もかかりました(笑)。
しかし、30回噛むことで食べ物がかなり細かくなり、高齢者や小さな子どもが誤嚥や喉の詰まりを防ぐのに非常に効果的だと感じました。

噛む習慣を取り入れよう

「噛むことの重要性はわかっているけど、やっぱり大変だな…」と思う方も多いかもしれません。そんな方には、味付きのガムがおすすめです。ガムは噛むほど柔らかくなり、噛みやすくなりますし、味がついているため脳に糖質(エネルギー)が届きやすくなります。

そのため、1日3食の食事はもちろんですが、隙間時間に1日1回ガムを噛む習慣を取り入れてみてはいかがでしょうか。

初めに認知機能についてお話ししましたが、当施設「Base for」では「シニア向け運動プログラム」もご用意しております。
もちろん、体験は無料です。

運動を始めたい、または始めなければと考えている方や、身近に運動を必要としている高齢者の方がいらっしゃる場合は、ぜひ「Base for」の無料体験にご参加ください。

毎日の「噛む」習慣に加えて、運動習慣も一緒に身につけていきましょう。

初回無料体験(約40分)のご案内