スポーツの秋です
皆さんこんにちは☀️永井です٩( ᐛ )و
昨日、陸上競技の試合に行ってきたのでそのことを書いていきます。
僕、大学で陸上部の投擲コーチをしているので昨日は関西インカレといって
まあ高校で言うインターハイに位置するような大きな大会があり、投擲から一人でていたので行ってきました。
今年はコロナの影響でどこの大学も練習不足のようでしたが、記録をしっかり出す選手も多かったように見受けられます。
なぜ練習も制限されているのに高いパフォーマンスが発揮されるのでしょうか。
パフォーマンスが高い時って精神面と肉体面のバランスが大きく関与しています。
コロナで練習量や環境が制限されて行く中、身体の疲労は何時もに比べて少し抜けてきて、心は早く陸上がしたいと思うようになってくると、
身体のパフォーマンスが高くなる場合があります。
ただ、これも長くは続きません。
例年のように毎年同じ時期に、何回も試合があると練習量は上がり試合に対するモチベーションを高く保ち続けることは簡単ではありません。
だからこそ、今年は1試合にかける想いも強く、今回の試合では良い記録を出せた人が多かったのではないかと思います。
うちの選手も4回生でこれが最後の試合でした。
僕の指導方針は選手がどうしたいかによって言葉を変えます。
こういう動きがしたい、という助言については選手の感覚と照らし合わせて伝えます。
こうしろ。とは絶対にいいません。
記録がどうであれ、選手が体が動いていると思うのであれば試合ではそれを信じます。
うちの選手も2投目投げた後に僕のところに来て、
身体は動いている。ただ、今のままの記録では決勝にいけない。
僕はいいました。
身体は動いている。あとは応援にきている後輩や自分の陸上人生の中で今日を振り返ったときにどういう思いをしたいのか。
ファールしないように置きに行った投げをして、記録は残るけど微妙な感じで終わるか。
それとも自分史上で思いっきり何も考えず投げに行くのか。
今日を思い出した時にどう思いたいのか。
とだけいいました。
彼の3投目は今までにないくらい迫力のある投げでした。
決勝に残るラインを超え、自身のベスト記録を大きく更新する記録でしたが、体が線から出てしまい結果はファールでした。
それでも選手はスッキリとしていました。
確かに結果が出ないと意味はないのかもしれません。
でも部活をしていたというのは大人になればなるほど大きな財産になります。
やっぱスポーツっていいなあと思った1日でした。