サプリメントについて
近年私達の生活においてとても身近な存在となっているサプリメント。
これは、特定成分を規定量、一定期間服用し症状を改善させる
「薬」とは大きく異なり、一般の食品と同様に長く食べ続けることで
身体の一つ一つの細胞作りを応援するもので、「食品」に位置づけられます。
医薬品である「ビタミン剤」は効能効果はありますが、
副作用の出る可能性があり、また、飲み続けなければ意味がありません。
この点サプリメントは、効能効果がないので副作用がなく
安全性があり毎日とり続けても大丈夫といったメリットがあるため、
抵抗なく私達の食卓に置かれているのです。
しかしサプリメントとは実は表示を見ただけでは
自分に必要なもの、正しい取り方を判断するのが非常に難しく
簡単にたくさんとれてしまうために、摂りすぎの危険も…。
私達の体はバランス良く栄養を吸収するしくみになっているため
栄養素は単体でとっても効果を発揮せず、
その上、特定のものだけを極端に摂ると他の栄養素の働きを
阻害してしまうといったデメリットも生まれ、
酷い場合は誤った使い方による健康被害などもあります。
このような自体を防ぐために、
一部の成分の含有量だけを題材的に謳っているものではなく、
「長く食べ続けるもの」ということを踏まえ
胃腸に負担をかけないものを選ぶことが最も大切になってくるのです。
また、金額など毎日無理なく続けられるもの、
食事中の成分によって吸収を妨げない工夫がされていたり
吸収をサポートする成分が入っているものや、
吸収された栄養素が代謝するのに必要な栄養素が入っていたり
体内のミネラルバランスを崩さない
工夫がされているものなどを選ぶことも必要です。
このようにして、私達は、自分自身の食生活や
体質に合ったサプリメントを自分の目で選び、
量を考えて続けるということが、とても重要になってくるのです。