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くびれができない!それは肋骨が開いているから?

肋骨の開き

あなたは一生懸命にダイエットやエクササイズをしているのに、なかなかくびれができないと感じていませんか?
もしかすると、その原因は「肋骨の開き」にあるかもしれません。

肋骨の開きとは?

肋骨は左右それぞれ12本あり、胸骨(胸の前にある骨)と胸椎(胸の背骨)に連結しています。
胸骨と肋骨の間には胸肋(きょうろく)関節、胸椎と肋骨の間には肋椎関節という関節があります。

それぞれの関節が動くことで、肋骨が開いたり(外旋)閉じたり(内旋)するのが正常な動きです。
肋骨が通常よりも外旋している状態をリブフレアと言い、いわゆる肋骨が開いている状態を指します。

肋骨が開いている状態が続くと…

  • くびれができにくい
    肋骨が広がることで、ウエストラインがぼやけてしまいます。
  • 姿勢の悪化
    背骨や骨盤に負担がかかり、猫背や反り腰といった姿勢の乱れを引き起こします。
  • 呼吸の浅さ
    肋骨の位置がずれることで、呼吸が浅くなり、酸素の取り込みが減少します。

肋骨が開く原因

悪い姿勢

日常的に悪い姿勢を続けることが、肋骨が開く大きな原因です。
特に以下のような姿勢は、肋骨が広がるリスクを高めます。

  • 猫背
    背中が丸まり、肩が前に出ることで、肋骨が広がりやすくなります。
  • 反り腰
    腰が過度に反ることで、肋骨が前方に突き出し、開いてしまいます。
筋力の低下

姿勢を支える筋肉が弱くなると、肋骨を正しい位置に保つことが難しくなります。特に、コアマッスルや背中の筋肉の弱化が影響します。

  • 腹筋の弱化
    腹筋が弱いと、肋骨が前に出やすくなります。
  • 背筋の弱化
    背筋が弱いと、背中の丸まりが進行しやすくなります。
呼吸習慣の影響

浅い呼吸や不適切な呼吸方法は、肋骨の位置に影響を与えます。

  • 浅い呼吸
    胸だけで呼吸する習慣があると、肋骨が広がりやすくなります。
  • 不適切な呼吸法
    腹式呼吸や横隔膜呼吸ができていないと、肋骨の動きが不自然になりやすいです。

肋骨の開きを防ぐための対策

正しい姿勢を意識する

日常生活で正しい姿勢を保つように心がけましょう。座っているときも、立っているときも、背筋を伸ばし、肩をリラックスさせることが大切です。

筋力トレーニング

腹筋や背筋を強化するトレーニングを取り入れましょう。特に、コアマッスルを鍛えることで、肋骨を正しい位置に保つ助けとなります。

適切な呼吸法の習得

深い腹式呼吸や横隔膜呼吸を練習しましょう。これにより、肋骨の動きを正常に保つことができます。

肋骨を締めるためには、無理に肋骨を外から押し込むだけでは治りません。
なぜその状態になっているのかを理解し、ストレッチとエクササイズの両方を組み合わせることで改善につながります。

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