一般演題[ 業務・取り組み ]
O-100
当クリニックにおける不整脈関連業務の臨床工学技士の役割
河藤 壮平、大藤 竜輝、嘉山 将章、秋山 耀毅
岡山ハートクリニック 臨床工学科
当クリニックは循環器専門のクリニックであり,現在4名の臨床工学技士でカテーテル関連業務,外来デバイスチェック,遠隔モニタリング運用を行っている.昨年度の治療実績は経皮的冠動脈形成術347件,不整脈アブレーション治療622件,ペースメーカ植込み術89件であった.2009年の開院時は臨床工学技士1名で全業務を行っていたが,心房細動アブレーション治療件数の増加に伴い清潔介助,電位解析,高周波発生装置操作,EnSiteシステム操作・解析など業務習得,拡大を行った.業務拡大とともに教育を行うことで臨床工学技士の増員につながり現在,臨床工学技士3名(専任2名)で不整脈アブレーション業務を行っている.
不整脈関連業務における臨床工学技士に求められる知識・技術の習得含めチームの一員としての役割は大きいと考えられる.
今回,当クリニックにおける不整脈アブレーション業務内容,教育方法など現状と今後の展望について報告する.
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