医工連携事業化推進事業の成果

平野 恵子
経済産業省　商務・サービスグループ　ヘルスケア産業課　医療・福祉機器産業室

　政府の成長戦略においては，医療機器産業が成長の柱として位置づけられている． 今後，わが国の医療機器産業が成長するためには，わが国企業が持つ高い技術を活かし，国際競争力の強化につなげるとともに，医療の質の向上に貢献することが重要となっている． この目的の達成に向け，経済産業省では，関係省と連携し，医療機器の開発・事業化を加速させるための施策を推進しているが，今回は，医療機器の開発・実用化に関する施策，特に医療現場のニーズに応える医療機器について，日本が誇る中小企業の「ものづくり技術」を活かした開発・事業化を推進する「医工連携事業化推進事業」を中心に経済産業省の取組について概観する．

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