ワークショップ 2
若手委員会企画
これからどうする?~今の若手CEが出来ること
若手委員会企画
これからどうする?~今の若手CEが出来ること
香川県Y・ボード担当が思うこれからの臨床工学技士とは?
石川 朋宏
一般社団法人香川県臨床工学技士会 香川県Y・ボード担当
現在,臨床工学技士の業務内容は年々拡大している.当院でも平成26年度診療報酬改定に基づき,昨年より臨床工学技士の24時間常駐のための日勤・夜勤業務を開始した.しかし,その他の業務拡大に伴い日常業務における臨床工学技士の人手不足を感じている.そして,こういった人手不足は他院でも同様ではないかと考えており,原因の一つに臨床工学技士の認知度不足が関係していると思われる.
そこで,技士会活動として臨床工学技士の認知度を高めるために若手CEが中心となって,「体験!病院で使っている医療機器に触ってみよう!」という体験イベントを行っている.イベントの主な対象者は中学,高校生とし,その他通行人の方にもイベントに参加していただき,臨床工学技士の認知度を向上させ,将来就きたい職業の候補にしてほしいと考えている.また,技士会活動としてこういったイベントを企画していく中で意見を出し合い,話し合いを深めることで若手CE同士の連携を強めていくことができ,イベント参加者,企画者双方にとって,とても有意義であると考える.
こうした技士会活動を通じて情報交換をしていく中で改めて感じさせられるが,近年の医療機器の進歩は目まぐるしく,より高度な治療が行われており,臨床工学技士の関わる業務も拡大していっている.そして,我々臨床工学技士はこれらの医療機器を保守管理し,安全に操作を行っていかなければならず,これからは今まで以上に広く深い知識と技術を持たなければならない.
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