ワークショップ 2
若手委員会企画
これからどうする?~今の若手CEが出来ること

山口県Y・ボード担当が思うこれからの臨床工学技士とは?

末廣 孝太郎
一般社団法人山口県臨床工学技士会 山口県Y・ボード担当

【山口県の若手活動について】

「いのちのエンジニア体験会」
医療機器を実際に触ってもらい臨床工学技士を体験できる子ども対象のイベントである.山口県では5月5日の子どもの日に毎年行われるイベントに参加する形で2度開催した.日時と場所が2回とも同じであるため比較しやすい.1回目の参加者は246人,スタッフ数は31名(技士18名,学生13名),2回目の参加者は589名,スタッフ数は25名(技士10名,学生15名)であった.参加者のリピーターは全体の5%であった.スタッフは減ったが参加者は大幅に増えた.1回目は当会会長や理事にもスタッフとして参加してもらったが,2回目は若い技士(20~30代)のみで行った.今後は若手のみで運営する事でチームワークを高めていきたいと考える.

「サマーキャンプ」
福岡県と合同で毎年夏に行っている一泊二日で行う合同事業である.今年で6回目となる.山口は海,福岡は山と開催地を交互に変えながらキャンプ地で行っている.昼過ぎに集まり勉強会を行い,夕方から親睦会,朝にはカレーを作り反省会を行い解散する流れとなっている.KJ法によるWS,論文の作り方WS,災害対策WS,痰吸引実技講習などを行った.これまで一泊二日で行う事,野外で行う事を基準に行ってきたが若手技士のニーズに合っていない事が参加者アンケートにより判明した.次回開催は半日で終了するように計画しキャンプ地での開催も中止し,講習会の呼び名も「サマーキャンプ」から「夏期講習」へと変更した.若手のニーズに合った勉強会内容や開催場所を考え参加しやすい環境を整え,これからもブロックを越えて親睦を深めていきたい.

【職場や技士会活動を通じて感じる,今後CEの業務がどのように変化するか】
これからのCEはスペシャリストではなくジェネラリストである事が求められてくると考える.

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